心を酔わす「明月」

kuranisshi

竹はしらかし、本番!

2013年01月21日

えびのの正月行事、「竹はしらかし」で使う積み重ねられた竹竹を燃やし「はしらかされて」いる様子正月行事の後の宴会

こんにちは。総務部の明石です。

年明け早々、さっそく体調を崩してお休みしておりました(反省…)
皆さまもお気を付け下さいm(__)m
さて、昨年12月11日付の蔵日誌で、えびのの正月行事、「竹はしらかし」を取り上げましたが、去る1月5日、ついにその本番の日がやってきました。
やぐらに火を入れるのは夕方6時半ごろ。
と、いうことは、この寒い中、すっかり日が暮れてから外に出ないといけない…
というわけで、私は靴下もスパッツもセーターも、これでもかと大量に重ね着をし、腰にはホッカイロを貼って取材(?)に臨みました!

ちなみに、1月5日当日のやぐらはこんな状態。
組んでから1か月ほど経っているので、寒風にさらされ、すっかり乾いているようです。
これはさぞかしよく燃えることでしょう…
そして夕方6時半、真っ暗な田んぼ道を会場に向かって歩いていると、突然火の手が!
急いで近づくと、すでにこの状態。
乾いた葉が一気に燃え上がっています。
ちなみに、2番目の写真右側の赤いランプは消防車のもの。
万一の事態に備えて待機してくださっています。
火が大きくなると同時に「パァーン!バシン!」というすごい音。

さっそく竹が「はしらかされて」いるようです。
お伝えできないのが残念なのですが、「こりゃ~鬼も逃げるわ…」と思わず納得するくらいの音が響きます。
特に大きな音がしたときには、周囲の人から「おぉ~」という歓声や拍手が起こります。
音をさせて厄を払うのが目的なので、音は大きければ大きいほどいいのでしょうね。
夜空に舞い散る火の粉が幻想的で、寒さを忘れるほど綺麗です。

会場にはテントが組まれ、温かいうどんのふるまいが行われています。
もちろん明月のお湯割りも!これで体の中からポッカポカ♪
火の勢いが落ち着くと、みんな次々と追加の竹を火にくべていきます。
先の方が少し焼けたところで取り出し、丸太にぶつけて「はしらかせ」ます。
(ちょっと見にくいですが、写真中央の白い蒸気が出ている部分が竹がはじけたところです)
いい音ではじけると、「よかとができたぁ~(いいのができた)」と言いながら、嬉しそうに竹を持ち帰っていきます。
この竹は、一年間それぞれの家で、厄除けのお守りとして飾られます。
はしらかされて、土手に並べられた竹。
ここから選んで持ち帰ってもいいようです。
できたて(?)のものからはシューシューと蒸気が!

約1時間ほどたったところで、火がだいぶ小さくなり、私の足の裏の感覚もなくなってきたため(笑)、帰路につきました。
ちなみにこの日はテレビ取材の方も来ており、後日の全国ニュースで「めずらしい正月行事」として紹介されていましたよ♪
初めて竹はしらかしを見て感じたのは、やぐらを組むところから、当日の運営、後片付けまで、栗下地区の皆さんが協力することで伝統が守られているんだなぁ、ということ。
もちろん厄払いというのが第一の目的ですが、行事を通して地区の方々の絆を強める役目も大きいように感じました。
栗下地区の皆さま、見学させていただきありがとうございました!
また来年も見に行きたいと思います♪