蔵日誌
米づくりも始まりました!
2021.05.13
こんにちは。
九州南部は一昨日梅雨入りとのこと。平年よりなんと19日も早いそうで、
「五月晴れ」をほとんど目にしないまま雨の季節になってしまいました。
さて、先日は芋の植え付けの様子をお伝えしましたが、
この季節になると、いよいよ米づくりも本格的に始動します。
昨日は、種もみを土にまく作業が行われました。
種まきといっても、当然ながら田んぼに直接まくわけではなく、
苗を育てるための「育苗箱」といわれる箱にまいていきます。
品種は今年も「ヒノヒカリ」。えびの産ヒノヒカリは通常の食米として高い評価を受けており、
食味ランキングでも「特A」を受賞していますが、明石酒造では一部の焼酎の仕込みに使用しています。
専用の機械に育苗箱をセットし、コンベアの上を流していくと、
土→水→種もみ→土の順に重ねられていきます。
ちなみにこの土は、農業好きの社長自ら遠方まで取りに行った「こだわりの土」です!
作業は順調に進み、この日は550枚の育苗箱に種をまきました。
このあとは、箱を重ねてシートをかぶせ、発芽まで1週間程度待ちます。
芽が出たら田んぼに移し、光や水やりの管理をしながら、田植えに適した大きさになるまで
大事に育てていきます。
苗の様子は、また後日お知らせしますね(^^)/