こんにちは、総務部の明石です。
12月もあっという間に中旬を過ぎ、いよいよ慌ただしさが増してきました。
蔵の中も、お歳暮やお正月の対応で大わらわです…
さて、例年この時期になると、売店で多くなるのが、「焼酎、“くくって”くださ~い」とのご依頼です。
「くくり」というのは、一升瓶を2本~3本、ひもで結わえて、持ち運びやすくしたもののこと。
これは3本くくり。
酒屋さんによく並んでいるので、見覚えがある方も多いのではないでしょうか?
売店に立つこともある私、せめて2本くくりぐらいは出来なければ!
ということで、さっそくS係長の指導の下、くくりに挑戦!
言葉では説明しづらいのですが、順番としては、瓶の下部分をぐるぐる縛って留めを作る
↓
そのまま紐を上に持ってきて、首の部分をぐるぐる縛って留めを作るという簡単なもの。
ちなみに、この方法だと真結びにする箇所はないので、紐の端を引っ張るだけで「しゅるん」とほどくことができ、とっても合理的です。
実際やってみると、意外と難しい…「ゆ、指がもう少し長ければ…」
「あれ?この紐どこに通すんだっけ???」と、悪戦苦闘。
そして私がくくったものがこれ。
写真だとわかりづらいのですが、師匠?のS係長のくくりと比べると、持った時の安定感が全然違います…(-_-;)
ポイントは…
- 最初に紐を巻く瓶の下部分を、とにかくしっかり締める
- 上の持ち手になる部分は、きつく締めすぎない
- 手際よく、美しい動作で行う、の3つ。
3.については、私が勝手に付け加えたのですが、お客さまの前でささっとくくると、「おぉ~っ」と感心していただけることがあるのだそう。
なので、しっかり手際よく、くくれるようになるよう、練習あるのみ!です。
まだまだ練習中の身ですが、ご来店の際は、ご指名いただければ、心を込めてくくらせていただきます!
ただし、少々お時間はかかりますが…。